小説感想ブログ~ロマンスを探して~

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胸キュンなロマンス小説に夢中

「アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う」ゲイル・キャリガー

アレクシア女史、飛行船で人狼城を訪う/ゲイル・キャリガー ★ 異界族の存在を受け入れた19世紀のロンドン。この地で突然人狼や吸血鬼が牙を失って死すべき人間となり、幽霊たちが消滅する現象がおきた。原因は科学兵器か疫病か、あるいは反異界族の陰謀か。…

「冬きたりなば・・・」ベティ・ニールズ

冬きたりなば… /ベティ・ニールズ ★★★★★ 冬のさなか、病床にあったメグたち三姉妹の母親が亡くなった。家を売って、お金は姉妹で分けましょうという長女の提案に、ロンドンで華やかに暮らす、美しい末娘も大賛成。家を守り、母の看病に明け暮れていた次女の…

「不機嫌な教授」ベティ・ニールズ

不機嫌な教授/ベティ・ニールズ ★★★ 会えば必ず口論になる教授。彼はわたしなど、いなければいいの?最初は、とても楽しみなアルバイトだった。ポリーは、近くに住むサー・ロナルドが募集した、彼の手書き原稿をタイプで清書する仕事に採用され、喜んでいた…

「魔女に捧げる誓い」デボラ・シモンズ

魔女に捧げる誓い/デボラ・シモンズ ★★ スティーブンは何ひとつ不自由なく暮らしていたが、実際は、日々のつのるむなしさのせいで酒も女も楽しめない。しかもこの厳しい寒さの中、レストランジュ家の姫君ブリードを、ウェールズの館へ送り届けろと父キャン…

「料理番の娘」アン・アシュリー

料理番の娘(アン・アシュリー) ★★★★ 両親と死に別れて天涯孤独となったエマは、夫婦で宿屋を営む元乳母のもとで、料理番として働いている。あるとき、ロンドン社交界の花形貴族のベネディクトが、長逗留のための荷物をたずさえ、颯爽と現れた。最高の花婿…

「七つの人形の恋物語」ポール・ギャリコ

七つの人形の恋物語(ポール・ギャリコ) ★★★★ 少女から大人の女へ。七つの人形が織りなす愛と葛藤の舞台。多重人格を生きる。次代に読みつがれる傑作ファンタジー。 自殺しようとしていた少女に、七つの人形が話しかけてきた。 人形を介してしか愛情を示せ…

「淑女は踊る」ジュリア・ジャスティス

淑女は踊る(ジュリア・ジャスティス) ★★★ 社交界にもデビューせずに館を切り盛りしてきたグエンだが、愛する父が亡くなると、男爵位を継いだ高慢ないとこから、借金のかたに知人と結婚しろ、さもなくば幽閉すると脅される。あまりの仕打ちに、彼女は親戚の…

「塔を守る貴婦人」シャロン・シュルツェ

塔を守る貴婦人(シャロン・シュルツェ) ★★ ジュリアナは今日も剣を携えて森へ出かけた。一年前、城主だった父を亡くし、それ以来、男装して領地を守っているのだ。森は血と陰謀の匂いに満ち、闇夜にまぎれて密偵たちが馬を駆る。ジュリアナはひづめの音に…

「帰ってきた侯爵夫人」アン・アシュリー

帰ってきた侯爵夫人(アン・アシュリー) ★★★★★ 9年ぶりにロンドンの自宅に戻ったジェニファーは決心していた。夫であるロクサム候爵と正式に離婚し、自分の道を歩むのだと。あの日、彼のもとを去ったのは、不貞の罪を決めつけられたから。誤解を解こうにも…

「麗しの男爵と愛のルール―背徳の貴公子」サブリナ・ジェフリーズ

麗しの男爵と愛のルール―背徳の貴公子(サブリナ・ジェフリーズ) ★★★★★ クリスタベルは期せずしてある貴族の手に渡ってしまった“私物”のことで、高級社交クラブのオーナー、バーンのもとを訪れた。皇太子にまつわるその“私物”を取り戻すため、貴族の邸で開…

「伯爵夫人の条件―華麗なる日々」ペニー・ジョーダン

伯爵夫人の条件―華麗なる日々(ペニー・ジョーダン) ★★ パーティ会場で男に言い寄られ、困り果てているジュリアを、サイラス・カボット・カーターは思惑ありげに見つめていた。彼は近い将来、爵位と広大な領地を受け継ぐ名家の御曹司で、常に絶対の自信を持…

「伯爵とシンデレラ」キャンディス キャンプ

伯爵とシンデレラ(キャンディス キャンプ) ★★★ 下級貴族のお相手役をして生計を立てているジュリアナ。ある日、行方知れずだった幼なじみのニコラスが伯爵となって戻ってきたと耳にして胸を高鳴らせる。“いつか迎えに来る”という15年前の約束を信じ、彼を…

「嘘のまま愛して」ペニー・ジョーダン

嘘のまま愛して(ペニー・ジョーダン) ★★ 控えめで有能な会計士サスキア・ロジャーズは、ギリシア人の新社長アンドレアスを前にして、言葉を失った。ゆうべサスキアは、恋人の浮気を疑う親友に泣きつかれ、わざと派手な女を演じて彼を誘惑し、誠実さを試す…

「捨てられた花嫁」 ミシェル・リード

捨てられた花嫁( ミシェル・リード) ★★★★ 幼くして両親を失い、伯父夫婦に育てられたシャーンは、勤め先の財閥企業で幹部を務める男性と恋におち、やがて婚約した。だが晴れて結婚式という当日、花婿はシャーンを見捨て、あろうことか別の女性のもとへと走…

「花嫁の値段」ミシェル・リード

花嫁の値段(ミシェル・リード) ★ ミアは二人の男性によって取り引きの材料にされていた。二人の男性にはそれぞれ欲しいものがある。ミアの父は財産を託せる跡継ぎの孫息子を望んでいるし、相対するギリシア人の実業家アレクサンダー・ドゥーマスは、かつて…

「魔女が愛した王子」トレイシー・マクニッシュ

魔女が愛した王子(トレイシー・マクニッシュ) ★★★★ 父親からは召使同然にこき使われ、村人には魔女といって忌み嫌われるオルウィンは、崩れかけた古城でつらい毎日を送っていた。ある日、解剖学者の父親のもとに運びこまれてきた男性の遺体を見て、その美…

「白いバラのブーケ」ノーラ・ロバーツ

白いバラのブーケ(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 15歳でみずからの帝国を築くことを心に誓い、一攫千金を夢見てスコットランドからアメリカへ渡ったダニエル・マクレガー。そして、女性が仕事を持つのがまだめずらしかった時代に、一流の外科医を目指したアンナ・…

「プリンセスの復讐」ノーラ・ロバーツ

プリンセスの復讐(ノーラ・ロバーツ) ★★★★ お父様がお母様をレイプしている。ジャキール王国のハーレムに生まれたプリンセス・エイドリアンは、寝台の下で耳をふさいだ。王の寵愛を失い虐待されていた母は、幼い彼女を連れて祖国アメリカへ逃亡した。傷つ…

「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う」ゲイル・キャリガー

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う(ゲイル・キャリガー) ★★★ 9世紀イギリス、人類が吸血鬼や人狼らと共存する変革と技術の時代。さる舞踏会の夜、われらが主人公アレクシア・タラボッティ嬢は偶然にも吸血鬼を刺殺してしまう。その特殊能力ゆえ、彼女は…

「隻眼のガーディアン」アマンダ・クイック

隻眼のガーディアン(アマンダ・クイック) ★★★★ 黒いアイパッチで片目を覆った眉目秀麗の子爵ジャレッドは、海賊の末裔である父親たちに約束した―曾祖母の日記をかならず取り戻すと。その日記には、曾祖母の夫が隠した莫大な財宝のありかが暗号で記されてい…

「ハイランダーからの手紙」サブリナ・ヨーク

ハイランダーからの手紙(サブリナ・ヨーク) ★★★★ 自分の容姿に自信のないハンナだが、彼女の持つ肥沃な土地と繁栄した 漁村という財産があるおかげで、夫をつかまえることは難しくない。 けれど、自分が求めるような男性と結婚できる望みはなく、 財産を狙…

「南の島の花嫁」キャサリン・コールター

南の島の花嫁(キャサリン・コールター ) ★★★★★ 伯爵家の次男ライダー・シャーブルックは、南国の領地で起こった騒動を静めるためジャマイカに赴いた。そこで彼は、3人の愛人がいると囁かれる令嬢ソフィーに出会う。彼女は噂にたがわず奔放で、すぐにライダ…

「アイルランドの反逆者」ノーラ・ロバーツ

アイルランドの反逆者(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ “氷のプリンセス”―全米有数の大牧場を所有するグラント家の令嬢キーリーは、男性への態度からそう呼ばれていた。だがある日のパーティーで、彼女は運命的な出会いをする。その男性は、キーリーの父がアイル…

「真珠の海の火酒」ノーラ・ロバーツ

真珠の海の火酒(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 美しいカリブの島々をクルーズする豪華客船セレブレーション号。船上カジノでディーラーを務めるセレナ・マクレガーは颯爽と船に乗りこんだ。今日限りで仕事を辞める彼女にとって、これが最後の乗船。後悔するような…

「説得」ジェーン・オースティン

説得(ジェーン・オースティン) ★★★★ 恋心は分別と良識によってどこまで押さえられるものなのか? おだやかな晩秋の光に彩られた愛の再生の物語。最も美しく、最も繊細な物語 初オースティン作品。 財産のない恋人との結婚に反対され、周りからの説得の末、…

「エデンの丘の花嫁」キャサリン・コールター

エデンの丘の花嫁(キャサリン・コールター ) ★ 伯爵家の三男タイセン・シャーブルックは、大伯父の死去に伴い男爵位とスコットランドの古城を相続した。牧師の仕事を休んで領地を訪れた彼は、メアリー・ローズという名の傷を負った美しい娘に出会う。事情…

「純白の朝はきらめいて」リサ・クレイパス

純白の朝はきらめいて(リサ・クレイパス) ★★★★★ ハサウェイ家の長男レオは、家庭教師キャサリンと犬猿の仲。いつも厳格で地味な装いの彼女が、実は本来の美しい金髪と美貌を隠していたことが判明した。いったい何のためにそんなことを…?秘密を知ろうとすれ…

「湖畔の城の花嫁」キャサリン・コールター

湖畔の城の花嫁(キャサリン・コールター) ★★ 伯爵家の令嬢シンジャン・シャーブルックは舞踏会で長身の男性にひと目惚れした。漆黒の髪に、吸い込まれるような群青色の瞳。まさに理想の相手と確信し、さっそく情報収集を始めたところ、彼の名はコリン・キ…

「罪深きウエディング」 キャンディス・キャンプ

罪深きウエディング (キャンディス・キャンプ ) ★★★★★ 3年前、ジュリアの兄は信託財産を横領した罪に問われ、狩猟小屋で謎の死を遂げた。だがジュリアは今もなお、兄の無実を信じていた。真犯人は、兄を告発したストーンヘヴン卿デヴェレル・グレイに違い…

「夜明けの色を紡いで」リサ・クレイパス

夜明けの色を紡いで(リサ・クレイパス) ★★★★ 19世紀の英国。ロマの血を引く孤児ケヴは、少年闘士として過酷な日々を送っていた。ある日、瀕死の状態で部族から捨てられたケヴは、ハサウェイ家の当主に救われ、一家とともに暮らすようになる。最初は英国人…