小説感想ブログ~ロマンスを探して~

小説感想ブログ~ロマンスを探して~

胸キュンなロマンス小説に夢中

「レディ・ヴィクトリア」リンダ・ハワード

レディ・ヴィクトリア(リンダ・ハワード) ★★★★ 高貴な血筋の娘ヴィクトリアは、広大な牧場の持ち主マクレーンに嫁ぐため、はるばるニュー・メキシコまでやってきた。みずから望んだ結婚ではなく、戦争によって没落した両親を助けるための手段だった。だが…

「砂塵きらめく果て」ノーラ・ロバーツ

砂塵きらめく果て(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ ゴールドラッシュに沸く19世紀のアリゾナ。東部でレディ教育を受けたセーラは、西部で成功している父と暮らすため砂漠の町へやってきた。しかし待っていたのは、貧苦の末に父が命を落としていた事実と、一匹狼の…

「初恋のラビリンス」キャンディス・キャンプ

初恋のラビリンス(キャンディス・キャンプ) ★★ 没落貴族の娘アンジェラは使用人の少年キャメロンと恋に落ちた。輝くような喜びも束の間、アンジェラは資産家と結婚させられ、キャメロンは追放された。13年後、夫の暴力に耐えかねて離婚したアンジェラは、…

「夜色の愛につつまれて」リサ・クレイパス

夜色の愛につつまれて(リサ・クレイパス) ★★★★★ 9世紀後半ロンドン。両親を亡くし、放蕩に身をやつす兄と、病弱な妹の世話を一身に引き受ける子爵家の長女アメリアは、自分の人生のすべてを家族のために捧げると決めていた。ある日、兄を探しに行った賭博…

「シャーブルックの花嫁」キャサリン・コールター

シャーブルックの花嫁(キャサリン・コールター) ★★★ 伯爵家の若き当主ダグラス・シャーブルックに、イギリス軍からある重要な指令が下った。急遽フランスへ赴くことになったものの、折しも国一番の美女と名高い公爵令嬢メリサンドとの婚礼が間近に迫ってい…

「同居のルール」ノーラ・ロバーツ

同居のルール(ノーラ・ロバーツ) ★★ パンドラは愛する伯父の奇妙な遺言に呆然とした。大切な屋敷と遺産を強欲な親族から守るためには、いけ好かないいとこのマイケルと半年も同居しなければならないというのだ。知性を重視するパンドラにとって、“低俗な”…

「天使のせせらぎ」リンダ・ハワード

天使のせせらぎ(リンダ・ハワード) ★★★ 両親亡き後、たったひとりで菜園を営む女性ディー・スワンが住む土地は、エンジェル・クリークと呼ばれる小川のおかげで肥沃な谷間だった。自立した暮らしをこよなく愛する彼女にとって、男はまったく不要の存在。し…

「春の雨にぬれても」リサ・クレイパス

春の雨にぬれても(リサ・クレイパス) ★★★★★ 「壁の花」の3人までが幸せに結婚し、残るはデイジーだけ。花婿を見つけられずにいる末娘に業を煮やしたアメリカ人実業家の父は、2カ月以内に花婿が決まらなければ、父の決めた男性と結婚せよと、最後通牒をつき…

「心やすらぐ緑の宿」ノーラ・ロバーツ

心やすらぐ緑の宿(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 緑豊かなアイルランド西部で、泊まり心地のよさでは評判の宿―B&Bを経営するブリアンナは、亡き父の遺品の中に驚くべきものを発見する。それは父と愛し合っていたらしい女性からの手紙で、二人の間には子どもま…

「大地の誓いにメロディを」パメラ・クレア

大地の誓いにメロディを(パメラ・クレア ) ★★★★ 植民地戦争終結間近のニューヨーク。英国王の血を引くレディー・セアラは、叔父である英国軍司令官ウェントワースを訪ねる途中、現地の部族に拉致されてしまう。レンジャー部隊隊長コナー・マッキノンは、宿…

「情熱の赤いガラス」ノーラ・ロバーツ

情熱の赤いガラス(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであ…

悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ

悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ ★★★★ 名家の令嬢ながら、継母と義妹に虐げられて暮らすバーサは、自らの誕生パーティなのに悪趣味なドレスを着せられ立ち尽くしていた。大勢の招待客が美しい義妹に興味を示すのと対照的に、いかにも平凡な容姿の彼女に…

「マクレガーの花婿たち」ノーラ・ロバーツ

マクレガーの花婿たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ またいつもの悪だくみか。祖父ダニエルの計略で次々結婚するいとこを見ているD・Cは、ある女性のエスコートを頼まれてそう思った。だが祖父は意外にも、あの娘はクールすぎておまえに向かない、いやなら断れ…

「不機嫌な子爵のみる夢は」 ジュリア・クイン

不機嫌な子爵のみる夢は (ジュリア・クイン) ★★★ 放蕩者として有名なブリジャートン子爵アンソニーは、長男としての責任から結婚を考えるようになった。花嫁に望む条件は3つ。ある程度、魅力的であること。愚かでないこと。本当に恋に落ちる女性ではないこ…

「マクレガーの花嫁たち」ノーラ・ロバーツ

マクレガーの花嫁たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★ マクレガー家の当主ダニエルも90歳、激動の人生を経て成功を手に入れ、大家族に囲まれて幸せな余生を送っている。だが、目下の心配は愛する孫娘たちがいっこうに嫁に行く気配がないことだ。弁護士のローラ、…

「この悪夢が消えるまで」J.D.ロブ

この悪夢が消えるまで(J.D.ロブ) ★★★ 21世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には…

「雇われた婚約者」アマンダ・クイック

雇われた婚約者(アマンダ・クイック) ★★★★★ 19世紀前半、26歳の美女エリノーラは、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。やむなくロンドンで職探しを始めた彼女が出会ったのは、氷のような男と評される伯爵アーサー。…

「うたかたの誓いと春の花嫁」メアリ・バログ

うたかたの誓いと春の花嫁(メアリ・バログ) ★★ 突然の爵位継承で、貧しい田舎暮らしが一転。華やかな社交界に仲間入りしたハクスタブル家の四人姉弟。しかし次女のヴァネッサはある理由から子爵エリオットに求婚する事態に!―。 未亡人娘と子爵のロマンス物…

「ドクターにキスを」ベティ・ニールズ

ドクターにキスを(ベティ・ニールズ) ★★★★ 大雪で立ち往生した一組の男女が、フィリーの住む牧師館にやってきた。偶然にも彼らは、先日道に迷っているところをフィリーが助けたふたりだった。その男性ジェームズに、フィリーはひそかに強く惹かれる。だが…

「ハートの誘惑」ウェンディ・ロズノー(マイ・バレンタイン2007)

ハートの誘惑(ウェンディ・ロズノー) ★★★★ シェフとして働いていたスティーヴィーは、恋人に捨てられたうえ、火事で住む場所を失った。こうなったら、心機一転、叔父から相続したレストランがある町へ引っ越そう。だが運悪く、道を聞こうと立ち寄ったバー…

「愛のカーテンコールを」リサ・クレイパス

愛のカーテンコールを(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀のロンドン。子爵令嬢マデリンは失望していた。親の決めた婚約者は富裕な貴族だが、父親より年上のうえに傲慢な俗物で、愛を育めるはずもない。この縁談から逃れたい一心で彼女は決意する。不品行な娘…

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 E L ジェイムズ

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (下) (E L ジェイムズ) ★★★ 女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレ…

「薬指の契約」ペニー・ジョーダン

薬指の契約(ペニー・ジョーダン) ★★ 社長マシューに呼びだされたハリエットは、親友であり同僚でもあるベンとの関係について問いつめられた。どうやら彼女とベン、そしてベンの恋人との三角関係が、社内で噂になっているらしい。ハリエットは即座に否定す…

「もう一度あなたを」リサ・クレイパス

もう一度あなたをリサ・クレイパス ★★★★★ 19世紀半ばの英国。名門マースデン家の長女アリーンは、誰もが目を奪われるほどの美貌の令嬢だった。彼女は、馬丁として邸で働くひとつ年下のマッケナと、深く心を通じ合わせるようになっていた。ところがある日、2…

「光と闇のカーニバル」ノーラ・ロバーツ

光と闇のカーニバル(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 強引な婚約者から逃れて故郷を飛び出し、ラスベガスにたどり着いたダーシー。ポケットの所持金はわずか9ドル。どうせのたれ死ぬなら―ダーシーはなけなしの金をカジノのスロットマシンに入れ、ボタンを押した…

「ふたりの六週間」デビー・マッコーマー

ふたりの六週間(デビー・マッコーマー) ★★★ 過保護な母親のもと、窮屈な生活を強いられてきたヒラリーは、ひとり暮らしを始めることにした。初めて手にした自由に心が躍るが、二日目の朝、異変は起きた。冷蔵庫の中のキッシュがなくなり、居間に見覚えのな…

「カムフラージュ」リンダ・ハワード

カムフラージュ(リンダ・ハワード) ★★★★★ ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆…

「冬空に舞う堕天使と」リサ・クレイパス

冬空に舞う堕天使と(リサ・クレイパス) ★★★★ 19世紀の英国。「壁の花」の一人、エヴィーは、とても内気で、口数の少ない娘だった。そんなエヴィーが、放蕩者で知られる美貌の青年貴族、セバスチャンの邸をひそかに訪れ、意外な提案をした。「いますぐスコ…

「天使がくれたクリスマス」キャロル・モーティマー(四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー2003)

天使がくれたクリスマス(キャロル・モーティマー) ★★ 誤って自分に届けられたクリスマス・カードを手に、オリビアはアパートメントの真上に住むイーサンを訪ねた。そこに突然若い女性が現れ、腕に抱いた赤ん坊を彼に渡して走り去った。プレイボーイには当…

「ダイヤモンド・ガール」ダイアナ・パーマー

ダイヤモンド・ガール(ダイアナ・パーマー ) ★★★★ 「君のために僕はあることを思いついたんだよ、シンデレラ」犬猿の仲であるリーガンの言葉に、ケナは耳を疑った。弟のデニーを誘惑して、財産目当ての美女から遠ざけてほしい。そのために君を魅惑的な女性…