「心やすらぐ緑の宿」ノーラ・ロバーツ
心やすらぐ緑の宿(ノーラ・ロバーツ )
★★★★★
緑豊かなアイルランド西部で、泊まり心地のよさでは評判の宿―B&Bを経営するブリアンナは、亡き父の遺品の中に驚くべきものを発見する。それは父と愛し合っていたらしい女性からの手紙で、二人の間には子どもまでいたという。その夜、動謡を心に抱えて眠りについた彼女を、予期せぬ侵入者が目覚めさせた。二日早く到着した宿の滞在客、アメリカ人のミステリー作家グレイだった。謎めいた男性的魅力を発散させる彼とブリアンナは互いに惹かれてゆくが…。
宿屋経営娘×作家。
派手さはないものの、飽きさせない展開で非常に面白い。
前作では苦手だった姉マギーがこちらではいい味だしている。
キャラの心境の変化が事細かに描かれており、成長劇としても楽しめた。