小説感想ブログ~ロマンスを探して~

小説感想ブログ~ロマンスを探して~

胸キュンなロマンス小説に夢中

2020-01-01から1年間の記事一覧

「心やすらぐ緑の宿」ノーラ・ロバーツ

心やすらぐ緑の宿(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 緑豊かなアイルランド西部で、泊まり心地のよさでは評判の宿―B&Bを経営するブリアンナは、亡き父の遺品の中に驚くべきものを発見する。それは父と愛し合っていたらしい女性からの手紙で、二人の間には子どもま…

「大地の誓いにメロディを」パメラ・クレア

大地の誓いにメロディを(パメラ・クレア ) ★★★★ 植民地戦争終結間近のニューヨーク。英国王の血を引くレディー・セアラは、叔父である英国軍司令官ウェントワースを訪ねる途中、現地の部族に拉致されてしまう。レンジャー部隊隊長コナー・マッキノンは、宿…

「情熱の赤いガラス」ノーラ・ロバーツ

情熱の赤いガラス(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであ…

悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ

悲しきシンデレラ/ベティ・ニールズ ★★★★ 名家の令嬢ながら、継母と義妹に虐げられて暮らすバーサは、自らの誕生パーティなのに悪趣味なドレスを着せられ立ち尽くしていた。大勢の招待客が美しい義妹に興味を示すのと対照的に、いかにも平凡な容姿の彼女に…

「マクレガーの花婿たち」ノーラ・ロバーツ

マクレガーの花婿たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ またいつもの悪だくみか。祖父ダニエルの計略で次々結婚するいとこを見ているD・Cは、ある女性のエスコートを頼まれてそう思った。だが祖父は意外にも、あの娘はクールすぎておまえに向かない、いやなら断れ…

「不機嫌な子爵のみる夢は」 ジュリア・クイン

不機嫌な子爵のみる夢は (ジュリア・クイン) ★★★ 放蕩者として有名なブリジャートン子爵アンソニーは、長男としての責任から結婚を考えるようになった。花嫁に望む条件は3つ。ある程度、魅力的であること。愚かでないこと。本当に恋に落ちる女性ではないこ…

「マクレガーの花嫁たち」ノーラ・ロバーツ

マクレガーの花嫁たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★ マクレガー家の当主ダニエルも90歳、激動の人生を経て成功を手に入れ、大家族に囲まれて幸せな余生を送っている。だが、目下の心配は愛する孫娘たちがいっこうに嫁に行く気配がないことだ。弁護士のローラ、…

「この悪夢が消えるまで」J.D.ロブ

この悪夢が消えるまで(J.D.ロブ) ★★★ 21世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には…

「雇われた婚約者」アマンダ・クイック

雇われた婚約者(アマンダ・クイック) ★★★★★ 19世紀前半、26歳の美女エリノーラは、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。やむなくロンドンで職探しを始めた彼女が出会ったのは、氷のような男と評される伯爵アーサー。…

「うたかたの誓いと春の花嫁」メアリ・バログ

うたかたの誓いと春の花嫁(メアリ・バログ) ★★ 突然の爵位継承で、貧しい田舎暮らしが一転。華やかな社交界に仲間入りしたハクスタブル家の四人姉弟。しかし次女のヴァネッサはある理由から子爵エリオットに求婚する事態に!―。 未亡人娘と子爵のロマンス物…

「ドクターにキスを」ベティ・ニールズ

ドクターにキスを(ベティ・ニールズ) ★★★★ 大雪で立ち往生した一組の男女が、フィリーの住む牧師館にやってきた。偶然にも彼らは、先日道に迷っているところをフィリーが助けたふたりだった。その男性ジェームズに、フィリーはひそかに強く惹かれる。だが…

「ハートの誘惑」ウェンディ・ロズノー(マイ・バレンタイン2007)

ハートの誘惑(ウェンディ・ロズノー) ★★★★ シェフとして働いていたスティーヴィーは、恋人に捨てられたうえ、火事で住む場所を失った。こうなったら、心機一転、叔父から相続したレストランがある町へ引っ越そう。だが運悪く、道を聞こうと立ち寄ったバー…

「愛のカーテンコールを」リサ・クレイパス

愛のカーテンコールを(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀のロンドン。子爵令嬢マデリンは失望していた。親の決めた婚約者は富裕な貴族だが、父親より年上のうえに傲慢な俗物で、愛を育めるはずもない。この縁談から逃れたい一心で彼女は決意する。不品行な娘…

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 E L ジェイムズ

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (下) (E L ジェイムズ) ★★★ 女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレ…

「薬指の契約」ペニー・ジョーダン

薬指の契約(ペニー・ジョーダン) ★★ 社長マシューに呼びだされたハリエットは、親友であり同僚でもあるベンとの関係について問いつめられた。どうやら彼女とベン、そしてベンの恋人との三角関係が、社内で噂になっているらしい。ハリエットは即座に否定す…

「もう一度あなたを」リサ・クレイパス

もう一度あなたをリサ・クレイパス ★★★★★ 19世紀半ばの英国。名門マースデン家の長女アリーンは、誰もが目を奪われるほどの美貌の令嬢だった。彼女は、馬丁として邸で働くひとつ年下のマッケナと、深く心を通じ合わせるようになっていた。ところがある日、2…

「光と闇のカーニバル」ノーラ・ロバーツ

光と闇のカーニバル(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 強引な婚約者から逃れて故郷を飛び出し、ラスベガスにたどり着いたダーシー。ポケットの所持金はわずか9ドル。どうせのたれ死ぬなら―ダーシーはなけなしの金をカジノのスロットマシンに入れ、ボタンを押した…

「ふたりの六週間」デビー・マッコーマー

ふたりの六週間(デビー・マッコーマー) ★★★ 過保護な母親のもと、窮屈な生活を強いられてきたヒラリーは、ひとり暮らしを始めることにした。初めて手にした自由に心が躍るが、二日目の朝、異変は起きた。冷蔵庫の中のキッシュがなくなり、居間に見覚えのな…

「カムフラージュ」リンダ・ハワード

カムフラージュ(リンダ・ハワード) ★★★★★ ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆…

「冬空に舞う堕天使と」リサ・クレイパス

冬空に舞う堕天使と(リサ・クレイパス) ★★★★ 19世紀の英国。「壁の花」の一人、エヴィーは、とても内気で、口数の少ない娘だった。そんなエヴィーが、放蕩者で知られる美貌の青年貴族、セバスチャンの邸をひそかに訪れ、意外な提案をした。「いますぐスコ…

「天使がくれたクリスマス」キャロル・モーティマー(四つの愛の物語―クリスマス・ストーリー2003)

天使がくれたクリスマス(キャロル・モーティマー) ★★ 誤って自分に届けられたクリスマス・カードを手に、オリビアはアパートメントの真上に住むイーサンを訪ねた。そこに突然若い女性が現れ、腕に抱いた赤ん坊を彼に渡して走り去った。プレイボーイには当…

「ダイヤモンド・ガール」ダイアナ・パーマー

ダイヤモンド・ガール(ダイアナ・パーマー ) ★★★★ 「君のために僕はあることを思いついたんだよ、シンデレラ」犬猿の仲であるリーガンの言葉に、ケナは耳を疑った。弟のデニーを誘惑して、財産目当ての美女から遠ざけてほしい。そのために君を魅惑的な女性…

「恋の香りは秋風にのって」リサ・クレイパス

恋の香りは秋風にのって(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀の英国。アメリカ人新興実業家ボウマン家の長女、リリアンは、家族と一緒に、数週間におよぶウェストクリフ伯爵のハウスパーティに招待されていた。香りに強い感受性をもつリリアンは、出発前に、香…

「ポピーの幸せ」ダイアナ・パーマー(マイ・バレンタイン2007)

ポピーの幸せ(ダイアナ・パーマー) ★★ 多忙な仕事の合間に、ポピーはスキー場で休暇を楽しんでいた。今日は天気が悪くてスキーは無理だから、インストラクターから聞いた、かわいそうな迷子の子犬を探そう。そう思ってロッジを出たとたん、いきなり後ろか…

「見知らぬ侯爵と結ばれて」エマ・ワイルズ

見知らぬ侯爵と結ばれて(エマ・ワイルズ) ★ あと、2日で花嫁になるなんて…。令嬢ジュリアンはいまだ戸惑っていた。花婿であるロングヘイヴン侯爵にして公爵家の跡取り、マイケルは18年間婚約していたハリーの“弟”だ。ハリーが病で突然亡くなったのち、爵位…

「ハイランドで眠る夜は」リンゼイ・サンズ

ハイランドで眠る夜は(リンゼイ・サンズ) ★★★★ 13世紀イングランド北部。両親を亡くしたイヴリンドは、意地悪な継母の仕打ちを受けながらも、天真爛漫に生きてきた。だがある日、“ドノカイの悪魔”のもとに嫁ぐよう告げられて―。それは父と妻を手にかけたと…

「愛の謎が解けたら」ジェニファー・テイラー(マイ・バレンタイン2007)

愛の謎が解けたら(ジェニファー・テイラー) ★★ クレアは三年ぶりに元恋人のキャルと職場で再会した。二人は以前、一緒に住んでいた仲だったが、ある日突然、キャルはなんの説明もなしにクレアに別れを告げ、彼女の前から姿を消したのだ。もう二度とあんな…

「舞踏室の微熱」デボラ・シモンズ

舞踏室の微熱(デボラ・シモンズ) ★★★★ 19世紀初頭のロンドンで、人々はエジプトと名のつくものすべてに熱狂していた。伯爵令嬢ジュリエットもかの地に魅せられ、古代文字の解読に情熱を注いでいる。そんな中、エジプトから帰還した冒険家モーガンが伯爵家…

「心閉ざされて」リンダ・ハワード

心閉ざされて(リンダ・ハワード ) ★★★★ アラバマきっての名家の末裔ロアンナ。幼いころに両親を亡くし、祖母の屋敷に引き取られた彼女は、17歳の時、叶わぬ恋と知りつつ又徒兄弟のウェッブに想いを寄せていた。そんな折り、屋敷で殺人事件が発生、容疑者扱…

「白いドレスの願い」シェリル・ウッズ(マイ・バレンタイン2007)

白いドレスの願い(シェリル・ウッズ) ★★★ 亡き母の遺品でもある古ぼけたトランクの中身を見て、ララは困惑した。なぜ母は毎年二月十四日になるとこれを見つめ、一人泣いていたのかしら?疑問を抱えたララの前に、デーヴィッドと名乗る男性が現れる。まるで…