「ハイランドで眠る夜は」リンゼイ・サンズ
ハイランドで眠る夜は(リンゼイ・サンズ)
★★★★
13世紀イングランド北部。両親を亡くしたイヴリンドは、意地悪な継母の仕打ちを受けながらも、天真爛漫に生きてきた。だがある日、“ドノカイの悪魔”のもとに嫁ぐよう告げられて―。それは父と妻を手にかけたと噂される、恐ろしいハイランド領主。悲しみのあまり遠乗りに出かけたイヴリンドは、そこで荒々しくも情熱的な眼差しをもつひとりの男と出会う。結婚前の最後の思い出に、熱いひとときをともにしたイヴリンドだが、その男の正体とは思いもよらぬ人物で…。
貴族の娘×スコットランド領主。
ハイランドものに多い、嫁いでから始まるロマンスもの。
ミステリーとロマンスのバランスがよく、非常に読みやすい。
ヒロインが好みでした。