小説感想ブログ~ロマンスを探して~

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胸キュンなロマンス小説に夢中

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「冬きたりなば・・・」ベティ・ニールズ

冬きたりなば… /ベティ・ニールズ ★★★★★ 冬のさなか、病床にあったメグたち三姉妹の母親が亡くなった。家を売って、お金は姉妹で分けましょうという長女の提案に、ロンドンで華やかに暮らす、美しい末娘も大賛成。家を守り、母の看病に明け暮れていた次女の…

「帰ってきた侯爵夫人」アン・アシュリー

帰ってきた侯爵夫人(アン・アシュリー) ★★★★★ 9年ぶりにロンドンの自宅に戻ったジェニファーは決心していた。夫であるロクサム候爵と正式に離婚し、自分の道を歩むのだと。あの日、彼のもとを去ったのは、不貞の罪を決めつけられたから。誤解を解こうにも…

「麗しの男爵と愛のルール―背徳の貴公子」サブリナ・ジェフリーズ

麗しの男爵と愛のルール―背徳の貴公子(サブリナ・ジェフリーズ) ★★★★★ クリスタベルは期せずしてある貴族の手に渡ってしまった“私物”のことで、高級社交クラブのオーナー、バーンのもとを訪れた。皇太子にまつわるその“私物”を取り戻すため、貴族の邸で開…

「南の島の花嫁」キャサリン・コールター

南の島の花嫁(キャサリン・コールター ) ★★★★★ 伯爵家の次男ライダー・シャーブルックは、南国の領地で起こった騒動を静めるためジャマイカに赴いた。そこで彼は、3人の愛人がいると囁かれる令嬢ソフィーに出会う。彼女は噂にたがわず奔放で、すぐにライダ…

「アイルランドの反逆者」ノーラ・ロバーツ

アイルランドの反逆者(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ “氷のプリンセス”―全米有数の大牧場を所有するグラント家の令嬢キーリーは、男性への態度からそう呼ばれていた。だがある日のパーティーで、彼女は運命的な出会いをする。その男性は、キーリーの父がアイル…

「純白の朝はきらめいて」リサ・クレイパス

純白の朝はきらめいて(リサ・クレイパス) ★★★★★ ハサウェイ家の長男レオは、家庭教師キャサリンと犬猿の仲。いつも厳格で地味な装いの彼女が、実は本来の美しい金髪と美貌を隠していたことが判明した。いったい何のためにそんなことを…?秘密を知ろうとすれ…

「罪深きウエディング」 キャンディス・キャンプ

罪深きウエディング (キャンディス・キャンプ ) ★★★★★ 3年前、ジュリアの兄は信託財産を横領した罪に問われ、狩猟小屋で謎の死を遂げた。だがジュリアは今もなお、兄の無実を信じていた。真犯人は、兄を告発したストーンヘヴン卿デヴェレル・グレイに違い…

「砂塵きらめく果て」ノーラ・ロバーツ

砂塵きらめく果て(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ ゴールドラッシュに沸く19世紀のアリゾナ。東部でレディ教育を受けたセーラは、西部で成功している父と暮らすため砂漠の町へやってきた。しかし待っていたのは、貧苦の末に父が命を落としていた事実と、一匹狼の…

「夜色の愛につつまれて」リサ・クレイパス

夜色の愛につつまれて(リサ・クレイパス) ★★★★★ 9世紀後半ロンドン。両親を亡くし、放蕩に身をやつす兄と、病弱な妹の世話を一身に引き受ける子爵家の長女アメリアは、自分の人生のすべてを家族のために捧げると決めていた。ある日、兄を探しに行った賭博…

「春の雨にぬれても」リサ・クレイパス

春の雨にぬれても(リサ・クレイパス) ★★★★★ 「壁の花」の3人までが幸せに結婚し、残るはデイジーだけ。花婿を見つけられずにいる末娘に業を煮やしたアメリカ人実業家の父は、2カ月以内に花婿が決まらなければ、父の決めた男性と結婚せよと、最後通牒をつき…

「心やすらぐ緑の宿」ノーラ・ロバーツ

心やすらぐ緑の宿(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 緑豊かなアイルランド西部で、泊まり心地のよさでは評判の宿―B&Bを経営するブリアンナは、亡き父の遺品の中に驚くべきものを発見する。それは父と愛し合っていたらしい女性からの手紙で、二人の間には子どもま…

「マクレガーの花婿たち」ノーラ・ロバーツ

マクレガーの花婿たち(ノーラ・ロバーツ) ★★★★★ またいつもの悪だくみか。祖父ダニエルの計略で次々結婚するいとこを見ているD・Cは、ある女性のエスコートを頼まれてそう思った。だが祖父は意外にも、あの娘はクールすぎておまえに向かない、いやなら断れ…

「雇われた婚約者」アマンダ・クイック

雇われた婚約者(アマンダ・クイック) ★★★★★ 19世紀前半、26歳の美女エリノーラは、継父が投資に失敗したあげく急死したため、債権者に財産を奪われてしまった。やむなくロンドンで職探しを始めた彼女が出会ったのは、氷のような男と評される伯爵アーサー。…

「愛のカーテンコールを」リサ・クレイパス

愛のカーテンコールを(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀のロンドン。子爵令嬢マデリンは失望していた。親の決めた婚約者は富裕な貴族だが、父親より年上のうえに傲慢な俗物で、愛を育めるはずもない。この縁談から逃れたい一心で彼女は決意する。不品行な娘…

「もう一度あなたを」リサ・クレイパス

もう一度あなたをリサ・クレイパス ★★★★★ 19世紀半ばの英国。名門マースデン家の長女アリーンは、誰もが目を奪われるほどの美貌の令嬢だった。彼女は、馬丁として邸で働くひとつ年下のマッケナと、深く心を通じ合わせるようになっていた。ところがある日、2…

「光と闇のカーニバル」ノーラ・ロバーツ

光と闇のカーニバル(ノーラ・ロバーツ ) ★★★★★ 強引な婚約者から逃れて故郷を飛び出し、ラスベガスにたどり着いたダーシー。ポケットの所持金はわずか9ドル。どうせのたれ死ぬなら―ダーシーはなけなしの金をカジノのスロットマシンに入れ、ボタンを押した…

「カムフラージュ」リンダ・ハワード

カムフラージュ(リンダ・ハワード) ★★★★★ ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆…

「恋の香りは秋風にのって」リサ・クレイパス

恋の香りは秋風にのって(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀の英国。アメリカ人新興実業家ボウマン家の長女、リリアンは、家族と一緒に、数週間におよぶウェストクリフ伯爵のハウスパーティに招待されていた。香りに強い感受性をもつリリアンは、出発前に、香…

「ひそやかな初夏の夜の」リサ・クレイパス

ひそやかな初夏の夜の(リサ・クレイパス) ★★★★★ 19世紀半ばの英国。アナベルは22歳。貴族の娘とはいえ、家はひどく窮乏していた。社交界にデビューはしていたものの、誰からも求愛されない。アナベルは、上流社会で生きてゆくため、なんとかして貴族の青年と…