「カムフラージュ」リンダ・ハワード
カムフラージュ(リンダ・ハワード)
★★★★★
ジェイにとってその日は人生最悪の日だった。投資銀行での職を失ったうえに、別れた夫が危篤との連絡を受けたのだ。FBIを名乗る二人に連れられて病院へ駆けつけたジェイは、元夫の変わり果てた姿に愕然とする。爆破事件に巻き込まれて大怪我をし、全身を包帯で覆われた目の前の男には、かつての面影の片鱗もない。なにかがおかしい―頭のなかで警報が鳴り響いたが、ジェイは確かに彼本人だと証言してしまう。その行為が自らの運命を大きく狂わせるとは、夢にも思わずに…。
ラブサスペンスもの。
主に2人の絆が深まる過程に重点が置かれており、サスペンスはおまけ程度。
派手さはないけれど、濃い内容だった。