「ふたりの六週間」デビー・マッコーマー
ふたりの六週間(デビー・マッコーマー)
★★★
過保護な母親のもと、窮屈な生活を強いられてきたヒラリーは、ひとり暮らしを始めることにした。初めて手にした自由に心が躍るが、二日目の朝、異変は起きた。冷蔵庫の中のキッシュがなくなり、居間に見覚えのないバッグが置かれているのだ。困惑していると、突如体格のいい男性が現れ、怒りもあらわに言った。「ぼくの家で何をしているんだ?」。
「ウエディング・ストーリー2005 愛は永遠に」収録。
手違いで6週間ルームシェアすることになった二人。
戸惑いながらも相手に惹かれていく様子が、自然でよかった。
後味のいい作品。