小説感想ブログ~ロマンスを探して~

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胸キュンなロマンス小説に夢中

★★★

「不機嫌な教授」ベティ・ニールズ

不機嫌な教授/ベティ・ニールズ ★★★ 会えば必ず口論になる教授。彼はわたしなど、いなければいいの?最初は、とても楽しみなアルバイトだった。ポリーは、近くに住むサー・ロナルドが募集した、彼の手書き原稿をタイプで清書する仕事に採用され、喜んでいた…

「淑女は踊る」ジュリア・ジャスティス

淑女は踊る(ジュリア・ジャスティス) ★★★ 社交界にもデビューせずに館を切り盛りしてきたグエンだが、愛する父が亡くなると、男爵位を継いだ高慢ないとこから、借金のかたに知人と結婚しろ、さもなくば幽閉すると脅される。あまりの仕打ちに、彼女は親戚の…

「伯爵とシンデレラ」キャンディス キャンプ

伯爵とシンデレラ(キャンディス キャンプ) ★★★ 下級貴族のお相手役をして生計を立てているジュリアナ。ある日、行方知れずだった幼なじみのニコラスが伯爵となって戻ってきたと耳にして胸を高鳴らせる。“いつか迎えに来る”という15年前の約束を信じ、彼を…

「白いバラのブーケ」ノーラ・ロバーツ

白いバラのブーケ(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 15歳でみずからの帝国を築くことを心に誓い、一攫千金を夢見てスコットランドからアメリカへ渡ったダニエル・マクレガー。そして、女性が仕事を持つのがまだめずらしかった時代に、一流の外科医を目指したアンナ・…

「アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う」ゲイル・キャリガー

アレクシア女史、倫敦で吸血鬼と戦う(ゲイル・キャリガー) ★★★ 9世紀イギリス、人類が吸血鬼や人狼らと共存する変革と技術の時代。さる舞踏会の夜、われらが主人公アレクシア・タラボッティ嬢は偶然にも吸血鬼を刺殺してしまう。その特殊能力ゆえ、彼女は…

「真珠の海の火酒」ノーラ・ロバーツ

真珠の海の火酒(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 美しいカリブの島々をクルーズする豪華客船セレブレーション号。船上カジノでディーラーを務めるセレナ・マクレガーは颯爽と船に乗りこんだ。今日限りで仕事を辞める彼女にとって、これが最後の乗船。後悔するような…

「シャーブルックの花嫁」キャサリン・コールター

シャーブルックの花嫁(キャサリン・コールター) ★★★ 伯爵家の若き当主ダグラス・シャーブルックに、イギリス軍からある重要な指令が下った。急遽フランスへ赴くことになったものの、折しも国一番の美女と名高い公爵令嬢メリサンドとの婚礼が間近に迫ってい…

「天使のせせらぎ」リンダ・ハワード

天使のせせらぎ(リンダ・ハワード) ★★★ 両親亡き後、たったひとりで菜園を営む女性ディー・スワンが住む土地は、エンジェル・クリークと呼ばれる小川のおかげで肥沃な谷間だった。自立した暮らしをこよなく愛する彼女にとって、男はまったく不要の存在。し…

「情熱の赤いガラス」ノーラ・ロバーツ

情熱の赤いガラス(ノーラ・ロバーツ) ★★★ 燃えるような赤い髪と意志の強さを持ったマギーは、アイルランドのクレア県に工房を構えるガラス工芸家。ひたすら情熱の赴くままに制作を続ける彼女の家を、ある日ダブリンに本拠を置く国際的な画廊のオーナーであ…

「不機嫌な子爵のみる夢は」 ジュリア・クイン

不機嫌な子爵のみる夢は (ジュリア・クイン) ★★★ 放蕩者として有名なブリジャートン子爵アンソニーは、長男としての責任から結婚を考えるようになった。花嫁に望む条件は3つ。ある程度、魅力的であること。愚かでないこと。本当に恋に落ちる女性ではないこ…

「この悪夢が消えるまで」J.D.ロブ

この悪夢が消えるまで(J.D.ロブ) ★★★ 21世紀半ばのニューヨーク。ブロードウェイの高層ビルでシャロンという名の娼婦が射殺され、女性警部補イヴが捜査の指揮を命じられた。シャロンは著名な上院議員の孫娘で、凶器は前世紀の拳銃、現場に残された紙片には…

「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」 E L ジェイムズ

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ (上) (下) (E L ジェイムズ) ★★★ 女子大生のアナは、親友の代わりに、巨大企業の若き創業者兼CEOのクリスチャン・グレイをインタビューすることになった。これまで恋の経験のなかったアナだが、ハンサムで謎めいたグレ…

「ふたりの六週間」デビー・マッコーマー

ふたりの六週間(デビー・マッコーマー) ★★★ 過保護な母親のもと、窮屈な生活を強いられてきたヒラリーは、ひとり暮らしを始めることにした。初めて手にした自由に心が躍るが、二日目の朝、異変は起きた。冷蔵庫の中のキッシュがなくなり、居間に見覚えのな…

「白いドレスの願い」シェリル・ウッズ(マイ・バレンタイン2007)

白いドレスの願い(シェリル・ウッズ) ★★★ 亡き母の遺品でもある古ぼけたトランクの中身を見て、ララは困惑した。なぜ母は毎年二月十四日になるとこれを見つめ、一人泣いていたのかしら?疑問を抱えたララの前に、デーヴィッドと名乗る男性が現れる。まるで…