「罪深きウエディング」 キャンディス・キャンプ
罪深きウエディング (キャンディス・キャンプ )
★★★★★
3年前、ジュリアの兄は信託財産を横領した罪に問われ、狩猟小屋で謎の死を遂げた。だがジュリアは今もなお、兄の無実を信じていた。真犯人は、兄を告発したストーンヘヴン卿デヴェレル・グレイに違いない。真相を暴くため使用人に彼を誘拐させようとしたがうまくいかず、ジュリアは大胆な計画を思いつく。みずから彼に接近し、色仕掛けで口を割らせるのだ。高貴な身分を隠して賭博場に潜入し、デヴェレルと間近で向き合ったジュリアは、誘惑のゲームを開始した―あまりにもハンサムな敵の姿に、驚きと戸惑いをおぼえながら。
ミステリ-ロマンスもの。
兄の冤罪を晴らすため、賭博場への潜入捜査に乗り出す令嬢・ジュリア。
ミステリ、ロマンスどちらの要素もしっかりしていて楽しかった。
コメディ色が強く、シリーズ化できるくらいキャラが個性的。