「初恋のラビリンス」キャンディス・キャンプ
初恋のラビリンス(キャンディス・キャンプ)
★★
没落貴族の娘アンジェラは使用人の少年キャメロンと恋に落ちた。輝くような喜びも束の間、アンジェラは資産家と結婚させられ、キャメロンは追放された。13年後、夫の暴力に耐えかねて離婚したアンジェラは、実家の窮状を救うため、ふたたび意に染まぬ結婚を強いられる。アメリカの富豪だという求婚者の姿を見たとたん、アンジェラは驚きに身を硬くした。「こちらがトレモント社社長のミスター・キャメロン・モンローです」ヒストリカルの女王C・キャンプがヴィクトリア朝時代のイギリスを舞台に描く、切なくも美しい愛の物語
初恋の人が金持ちになって帰ってくる、というベタなストーリーだが、それだけでは終わらない。
そもそも元夫が最低最悪。
トラウマからヒロインを救っていく過程は無理なく納得できる展開でよかった。
全体的にシリアスな内容。