小説感想ブログ~ロマンスを探して~

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「湖畔の城の花嫁」キャサリン・コールター

湖畔の城の花嫁(キャサリン・コールター)

★★

 

伯爵家の令嬢シンジャン・シャーブルックは舞踏会で長身の男性にひと目惚れした。漆黒の髪に、吸い込まれるような群青色の瞳。まさに理想の相手と確信し、さっそく情報収集を始めたところ、彼の名はコリン・キンロス、スコットランドの領主だとわかった。数日後、劇場で再びコリンを見かけたシンジャンは、知り合いになろうと近づいてある話を耳にした。貧乏のせいで彼の城は朽ち果て、すぐに富豪の花嫁を見つける必要があるんですって!シンジャンはためらいもせずコリンの前に進み出ると、きっぱり告げた。「うちは裕福よ」。

 

金欠伯爵に一目惚れした令嬢の、ラブコメもの。

魅力あるヒーローという設定だが、肝心の魅力をまったく感じなかったのが残念。

逆に女性陣は非常に個性豊かで楽しかった。

コメディ色強め。