小説感想ブログ~ロマンスを探して~

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胸キュンなロマンス小説に夢中

「春の雨にぬれても」リサ・クレイパス

春の雨にぬれても(リサ・クレイパス)

★★★★★

 

壁の花」の3人までが幸せに結婚し、残るはデイジーだけ。花婿を見つけられずにいる末娘に業を煮やしたアメリカ人実業家の父は、2カ月以内に花婿が決まらなければ、父の決めた男性と結婚せよと、最後通牒をつきつけた。不本意な結婚は阻止できないものか。ウェストクリフ伯爵はハウスパーティーに花婿候補の紳士を招待してチャンスをつくってくれた。デイジーは思いをこめて「願いの泉」にピンを投げ入れる。すると背後に見知らぬ男性が。自分のことを知っているようだが、まったく覚えがない。でも、漂ってくる香りは、ボウマン社の石鹸の香り。まさか、彼が父の指名した男性、マシューなの!?しかし、マシューは「あなたとは結婚しない」と言い切る。彼には、なにか深く悲しみに満ちた秘密が…

 

夢見がちお嬢様×青年実業家。

会社の部下・マシューと結婚させようとする父。

それに反発すべく、自ら結婚相手を探しに繰り出すデイジー

コミカルあり、トキメキありの、大満足な内容。

ヒーローのマシューが大変好みだったこともあり、お気に入りの1冊に。