「砂塵きらめく果て」ノーラ・ロバーツ
砂塵きらめく果て(ノーラ・ロバーツ)
★★★★★
ゴールドラッシュに沸く19世紀のアリゾナ。東部でレディ教育を受けたセーラは、西部で成功している父と暮らすため砂漠の町へやってきた。しかし待っていたのは、貧苦の末に父が命を落としていた事実と、一匹狼のガンマン、ジェイクとの衝撃的な出会いだった。遺されたわずかなお金と涸れた土地を前に、セーラは父の夢を叶えるため、その地で生きると決意する…。
ゴールドラッシュ期のアメリカが舞台。
砂塵の街で懸命に生きていこうとするセーラ。
文章からは鮮やな景色が浮かび上がり、セーラの姿は美しく眩しい。
邦題・表紙共にストーリーと非常にマッチしている。
どちらかというと、ロマンスメインなので、そこまで重くなく読みやすい。
お気に入りの1冊。