小説感想ブログ~ロマンスを探して~

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胸キュンなロマンス小説に夢中

「花嫁の値段」ミシェル・リード

花嫁の値段(ミシェル・リード)

 

ミアは二人の男性によって取り引きの材料にされていた。二人の男性にはそれぞれ欲しいものがある。ミアの父は財産を託せる跡継ぎの孫息子を望んでいるし、相対するギリシア人の実業家アレクサンダー・ドゥーマスは、かつて一族が手放した父祖の島を、現在の所有者であるミアの父から取り戻したがっている。男の子ばかり生まれる家系のアレクサンダーに、父は提案した。ミアと結婚して、生まれた男の子を引き渡せば、島を返してやろう。人を売り物扱いする非人間的な申し出に怒ったアレクサンダーは、父親の言いなりに男と関係を持とうとするミアにも侮蔑の目を向けた。けれどもミアには、父の命令に従わざるをえない重い秘密があった。

 

契約結婚から始まるロマンスもの。

小出しに明かされるヒロインの秘密に後半飽き気味。

気持ちの変化の描写が少なく、いきなり両想いのハッピーエンド…、恋愛過程が好きな自分はこの作品は楽しめなかった。