「捨てられた花嫁」 ミシェル・リード
捨てられた花嫁( ミシェル・リード)
★★★★
幼くして両親を失い、伯父夫婦に育てられたシャーンは、勤め先の財閥企業で幹部を務める男性と恋におち、やがて婚約した。だが晴れて結婚式という当日、花婿はシャーンを見捨て、あろうことか別の女性のもとへと走ってしまう。ショックのあまり呆然とするシャーンに手を差しのべたのは、花婿の兄であり、冷徹と知られる財閥トップのレイフだった。「代わりに僕と結婚してくれ。そうすれば君の体面は保たれる」不憫な姪を思って泣き崩れる伯父夫婦を安心させるためにも、シャーンはレイフのとんでもない提案にすがるしかなく…。
結婚式当日にフラレ、婚約者の兄と結婚することになった主人公。
結婚から始まるロマンスもの。
個性的な傲慢社長のヒーローと、彼に流されまくる優柔不断ヒロイン。
この辺りは好き嫌い分かれそうだけど、性格的にお似合い。
楽しく読めた。